« 元旦 | トップページ | 慈光院 »

2006.01.06

當麻寺

やらなきゃならんことは沢山あるのだけど、とりあえず新年一発目の現実逃避で、當麻寺(「たいまでら」と読むそうだ)まで出かけることにした。

近畿道(しかし昨年末和歌山に出かけた時もそうだったが、近畿道の横風はかなりキツい。)から西名阪で柏原で降りると、1時間ちょっとで到着。

調べるまで全然知らなくて非常に恥ずかしかったのだが、ここは建造物3棟+鐘楼1基が国宝という、かなり貴重な寺院らしい。

また山の北面に建てられたため、東側の門(東大門)が正式な入り口で、東西の塔は山の殆ど斜面に建てられている、ちょっと変わったお寺である(真言と浄土宗かけもちらしい)。

西塔と東塔。東塔は近づき方が分からず、中坊越しの景色。東西双方とも国宝、というのはここだけ。

06010301

06010302

本堂(曼荼羅堂)。これも国宝。

06010303

06010304

この写真を見てもらうと分かり易いと思うが、この写真は東方から西に向かって本堂を撮影したものである。写真で見て左(南)側に東西の塔が建つ。変わった伽藍配置であることがわかっていただけるだろうか。

続いて「鐘楼」。これも国宝。正直見たことのないカタチだ。白鳳期のものらしい。講堂や金堂も含めて、基壇の石組みが美しい。

06010305

続いて中之坊へ(有料)。ここは片桐石州作事の庭園と茶室がある。低い入り口から(入った瞬間の景色を想像して、)ちょっと期待させる。

06010306

中に入ってみると、東塔が借景になっていて、よくあるパターンとはいえ、やはり美しい。花や紅葉の季節になると、もっと違う風景が見られるのだろう。

06010307

庭の端から書院を臨む。杮葺の屋根が落ち着いた雰囲気を出して、ここが寺院であることを忘れさせる。中央の木の向こう側が茶室になっている。

06010308

双塔庵「丸窓席」。

06010309

06010310

更に南側の建物の先に、「ちょっと後から縁側を付け足してみました」とでもいいたげに。

06010312

二畳中板(畳と畳の間を中板で仕切って、炉が切ってある)の「知足庵」。

06010313

當麻寺は、昔の寺院がそのまま現代に残っているというよりも、白鳳期から残る建物、平安期に建てられた建物、鎌倉期に再建されたもの、近世以降整備された書院や庭園といった、建立以降の、時代の変遷が一箇所に映し出されているという意味で、興味深い場所ではないかと思った。

帰りは竹内峠越え(166号線)経由で帰った。この道は起伏に富んで、走っていて、なかなか楽しい道だ。近くに安藤建築の「近つ飛鳥博物館」もあるし、また来てみたいところだ。

年始一発目のドライブとしては、なかなか「当り」だったのではないかと思う。

|

« 元旦 | トップページ | 慈光院 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6475/7990386

この記事へのトラックバック一覧です: 當麻寺:

« 元旦 | トップページ | 慈光院 »